日本でのメインテナンス
歯科医院に定期的にメインテナンスに通うという習慣が、日本ではまだ常識になっていません。
スウェーデンのカールスタッド市のメインテナンス率は90%以上。アメリカは約80%(年間所得400万円以上)、もしくは約50%(年間所得200万円以上以下)が常識的にメインテナンスを受けているそうです。
では、日本ではどうでしょう?
日本のメインテナンス率は2%!
欧米に大きく遅れをとっています。
「痛くなったら、若しくは不自由が出たら保険で治せばいいや!」
なんて残念な意識程度の人が多過ぎます。
北欧では、(医療費が無料なのではと思われがちですが)定期的なメインテナンス受診を怠った人が病気になった場合、受診料金が高くなります。
みんなの大切な保健財源、「自己管理を怠った人」と「きちんとやるべきことをやっていた人」が同じに使ったのではたまりません。
日本国憲法には「健康で文化的な最低限の生活を保証する」とありますが、あくまでも「最低限」までの補助です。
誰でもないご自分の体です。
健康かつ快適に保つのはご本人の努力すべきことと考えます。